神山生活卒業3年目

生まれも育ちもコンクリートジャングル40代。夫と8歳娘と8年四国の山で過ごし、その後下山。

となりのおばあちゃん最強説

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隣に住むおじいちゃんとおばあちゃん、敷地が裏庭でつながっていることもあり、移住当初から仲良くさせてもらっています。温厚で、二人ともとてもやさしい。

 

畑で穫れた野菜や、おばあちゃん手作りのおかずやお菓子いただいたり、娘が生まれてからはお家にも上がらせてもらって、お茶を飲みながら娘の成長を一緒に喜んでくれています。

 

おじいちゃんは歩くのが少し不自由なので、家事や畑仕事など、体を使うほとんどのことはおばあちゃんがされているようです。(お二人とも80オーバー。)

 

そしてそのおばあちゃん、

「あれ、もしかしてこの人最強なんじゃ」

という気がしています。

その7つの理由を以下に。

 

(1) 畑がきれい

お隣の畑&庭はかなり広いにも関わらず、常にどこかに花が咲き、雑草は抜かれ、作物が育っているという状態。とにかくきれいに保たれています。

トマトなどの夏野菜が育つ時期になると、「ええ!いつのまに!」というほど立派な支柱が組まれていてビビります。どうやってひとりで組んでいるのだろうか。。。

 

(2) 部屋がいつもきれい

お邪魔すると「ひっぱとる(散らかっている)けど」とか謙遜されるけど全くそんなことはなく、玄関の床なんて顔が映るぐらいピカピカ。

おじいちゃんが座るまわりにごちゃっと物が出ていると、「おじいさんはいろいろ置いとるけん、もーう」とちょっと不満気に言っているのがかわいいw

 

(3) 座布団カバーが頻繁に替えられている

替えます?座布団カバー。そーんなに替えませんよね。

替わってるんですよ、おばあちゃんちのは。夏は涼しげな、冬は暖かい素材の、季節に合ったものに。

頻度は月一、というレベルじゃないですね、週一かもしれない。

 

(4) 家の前の花がいつもきれい

「いつも」なんですよ。いつもきれいに咲いていて、きっと水やりも、手入れも毎日されているんだと思う。

植物を枯れさせない、絶やさないって本当に難しいのに。

 

(5) 下駄箱の上に生けた花がかざられている

「おばあちゃんが生けたの?」

「うん、そう、もらった花があったけん」

ははー(おでこを床につけてひれ伏す)

 

(6) 常に保存食を作っている

庭に大根や人参が千切りで干してあったり、蕗を煮ていたり、すだちを絞っていたり。

日頃、自分たちのように市内のスーパーに行くでもなく、必要なものを必要なだけ作って食べる、そういう生活なんだろうなと。ここではきっとそれが当たり前。

 

(7) 本当にいつもやさしい

5年前、隣に引越してきたどこの馬の骨かもわからない若者に、初めて会ったときからやさしく親切にしてくれたおばあちゃん、もちろんおじいちゃんも。

「四国には余所者も受け入れるお遍路文化がある」とは聞くけど、こんなにいつも穏やかな人っているかしらと思うのです。

 

最近のおばあちゃんは目眩で寝込んでいたり、白内障の手術を受けたり、健診でひっかかったと大学病院に行ったりと、体がちょっと心配。

現在私たちが借りている家に以前ひとりで住んでいたおばあちゃんは、ある日突然家で倒れられて、近所の御用聞きのおばちゃんが発見したらしいです。

何ができるわけでもないのだけど、不謹慎かもしれないけど、何かの予兆があったならそれを感じれるぐらい、娘を連れてちょくちょく顔を出そうと思います。

「カワイイは作れる」を今一度考える

久しぶりに見た「ヒルナンデス」にて、平野ノラの赤いアイシャドーが個性的で、彼女の私服によく似合っていた。

同じく「ヒルナンデス」にて、にゃんこスターアンゴラ村長が、地味な私服からオネエ美容タレントの選んだ服に着替えて出てきたとき、メイクもちょっとプラスされていて、とても可愛いらしくなっていた。ナンチャンが「若々しくてかわいい」と言っていたけどほんとそう。

 

そんな「ヒルナンデス」を見てふと化粧について考えたのでした。

 

因みに、ここ数年の自分の化粧といえば、日焼け止め、BBクリーム、アイブロウ、たまーにマスカラ、以上になります。

 

化粧と私

死ぬほどどうでもいい話ですが、どれだけ化粧っ気のない人生だったかを振り返ります。

 

・イヤイヤ七五三

「女の子らしい」のが苦手で、幼稚園時代からスカートイヤ、ピンクもイヤ、フリルやリボンなんぞ以ての外!

それは小学生になっても変わらずで、花柄の着物を着させられた上にお化粧までされる七五三が苦痛で仕方がなかったのであります。

 

・女子校に入ったところで、共学の大学に入ったところで

中高一貫の女子校に進むも化粧っ気ゼロ。人って変わらない。

大学時代はテニスと酒に明け暮れ、日焼け止めが何より大事な生活。入学時にAUBEの口紅を買ったけど、結局数えるほどしか使わなかった。

 

・丸の内OL時代はそれなりに

入社直後のマナー研修での「メイクをしないと失礼にあたる」ということばに衝撃を受け、そこからは20代らしくアイラインにアイシャドー、チーク、口紅、全て自己流で、たぶん今見たらやり過ぎなぐらいだったと思う。ああもう若いって怖いんだからー。

 

・そして衰退する化粧への意識

20代後半に丸の内OLを辞め、フリーターに。

再び化粧をしなくなり、「すっぴんに近いほうが偽ってない感じがしていいじゃない」と化粧をしない、できないことを正当化していくのでした。

 

「カワイイは作れる」

飲み食いすれば取れてしまう口紅や、目薬もできないアイメイクは、脆く、儚く、私にとって「面倒くさいもの」

一方で服や靴は好きで、髪型も髪色もコロコロ変えるし、最近はイヤリングを作ってつけてみたり、結局は興味の方向の問題、というか、「面倒くさいのがいや」なだけか。

 

何が言いたかったかというと、前述の通り「化粧とは偽ること」とすら思っていた感があるのですが、それは違うなと今更思ったわけです。だって北川景子以外は北川景子じゃないし。あー私以外私じゃないってこういうことか。え、わかんない。

 

いつもはデニムだけど気分を変えてワンピースを着る、美容院でパーマをかける、それと同じで、一本のアイラインがその人の個性を引き立て、赤い口紅が気分を上げ、きれいなアイシャドーが人に「おおっ」と思わせるのだなと。

 

街から山に引っ越して、子どもが生まれて、服も機能性重視で選ぶ生活だけど、最近はマスカラぐらいはしようかなという気になっているのでした。

「カワイイは作れる」、なんて40を前にして言うのも恥ずかしけどそんなことを考えた年の瀬、皆様よいお年を。

 


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大好きな美容師さんにかわいくしてもらってご満悦なムスメ。

悩めるベビーチェア問題

今回は、前回の記事 1歳〜2歳の育児で役に立っているモノ - 神山生活五年目 の流れで「ベビーチェア(及び子供椅子)」について。

主な用途は食事なんですけど、悩むんですねーこれが。

 

結論から言うとUPRIGHT

我が家では娘が1歳1ヶ月の時にUPRIGHTを購入しました。

たまたま立ち寄ったイベントにUPRIGHTを取り扱う家具家さんが出店されていて、ひとめぼれしたのでした。

 

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椅子開封直後の娘。テンション↑。

 

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UPRIGHTは驚愕の「18年保証」という、赤ちゃんから大人まで使える椅子です。

とりあえずで買う値段ではありませんが、椅子そのものはもちろん、そのコンセプトも気に入り、夫が「もし娘が座らなかったら仕事用に使う」ということで購入しました。

幸い、娘は購入してから2歳2ヵ月になった今も喜んで座っています。

 

我が家のベビーチェアの歴史を振り返る

初めての椅子はおじいちゃん作

離乳食が始まってしばらくは、私の父が作ったこの椅子が大活躍。(この椅子を皮切りに父のDIY魂が火を噴くのであった。)

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そら豆よく食べてたなー。

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からのテーブルチェア

だんだんと食べられるものが増えてきて、一緒にテーブルで食べられたらいいかなと思って買ったのがこちら。

 

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UPRIGHTを買うまで使っていたので、使用期間は1歳になるまでの4ヵ月ぐらい。

椅子の部分は「洗濯可能」ということで、おおいいじゃーんと思っていたのですが、結局バスタオルかけたりして、使用していた間は一回も洗わず。うん、よくあるよくある。

一緒のテーブルで食べられてうれしそうだったし、↓こんな感じでつかまり立ちの練習もできるという想定外のメリットもありましたw

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地に足の着いた生活を

その後、離乳食教室的なイベントに参加した際、

「足がぶらぶらしている状態で食べていると、噛み合わせに影響する」

 という話を聞き、おっとこのままではよくないなと思いUPRIGHT購入に至りました。

 

UPRIGHTいいですよ

椅子本体の色も、座面の色も豊富で迷っちゃうのですが、子どもがあーだこーだ言うようになる前に親の趣味で選んじゃうのがいいと思いますw

おしまい。

1歳〜2歳の育児で役に立っているモノ

えー、前回の記事が2017年2月、そして今が2017年12月と。

寒くなると更新されるブログです。

 

娘、2歳になる

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2015年10月に生まれた娘も無事2歳になり、よく笑い、よく喋り、よく歌い、よくビビる元気な子に育っております。

よっ、内弁慶!

 

今回は、この1年で「便利だな〜あってよかったな〜」と思ったモノを紹介します。

 

1. バスタオル大事

夫が「ホテルのバスタオルこそ至高」というぐらいバスタオルにこだわりがあり、その夫が「これはよかった!」と言ったのが、フード付きの子ども用バスタオル。しかもオーガニックコットンのいいやつ!

出産祝いにいただいて、↓これと全く同じではないのだけどおそらく同等のもの。

 

フードがあるからカワイイだけでなく頭もゴシゴシっとすぐ拭けるし、吸水性に優れているのでクルクルっと子どもを巻けばすぐ水気がとれる。

マントみたいになってアンパンマンごっこも出来て子どもも大喜びという優れものです。

 

2. 食事にはエプロンを

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このエプロン、娘が1歳になったときに産院から贈られたものなのですが、すごーくいいです。

どこがいいかって、

 

・長いのがいい!

上半身を覆ってくれるので、真っ赤なトマトジュースが垂れたって怖くない!イライラしない!(うそ、ちょっとする)

 

・ポケットが大きいのがいい!

どんなものもキャッチしてくれる頼もしいポケット。うちではよく干からびた納豆が発見されます。

・柔らかいのがいい!

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↑これ、洗うの楽だし、してくれるとありがたいんですが、娘はプラスチックの硬さがお気に召さなかったようでほとんど使いませんでした。でーすーよーねー。

 

・すぐ乾くのがいい!

プラスチックのエプロンのようにはいきませんが、ささっと洗えて乾くのも速いので便利です。持ち出すにもかさばらない!

 

もちろん2歳2ヶ月になった今も毎日使っています。

これをプレゼントしてくれる産院、あらためてよいところだなと思いました。

だからって二人目はありませんが。

www.yayoinet.co.jp

 

3. そして木の食器を

やっぱり1周回って(?)子どもの食器は木がいいです。

とりあえず〜で100均でプラスチックのを買っちゃうんですけど、汚れが落ちづらくなってきたり、劣化?と感じることもあったり。

陶器やガラスはあの人たちよく落とすので気が気じゃない。

というわけで「木」がいいです。

そしてせっかくならちょっとお値段が張ってもいいものを長く使えるといいですよね。

お祝いの品のリクエストにぜひ!(高いものは買ってもらおう!)

 

以下は極めてリアクションの薄かったキャラ(?)おにぎり。静かに「くまさん」と言われた。猫なんだけどなー。

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4. 臭いません!

自宅のある地域では、使用済みのおむつは週1回のおむつ収集日にまとめて出します。つい最近まで2週間に1回だったのでだいぶストックする量は減りましたが、それでもゴミ箱を開けると臭いがちょっと気になる。

また、外出時にすぐおむつが捨てられない時もあります。

そこでこれ!製品名の通り、おむつが臭いません。(どうしてもテレビショッピング感)

1枚10円近くするので、ちょっとうーんとなるところですが、それでも買う価値はあると思います。

 

ひとまずこんなところで。

別途、みなさん悩むであろう子ども用の椅子について書きたいなーと思っております。

2015年10月に娘が生まれた話 番外編「リモートワークと里帰り出産」

長い間下書きとして眠っていたネタですが、「娘が生まれた話」シリーズ番外編として公開します。

 

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生後7ヶ月頃の娘、右です。

 

夫、一時的にマスオになる

出産2ヶ月前から里帰りをして、娘4ヶ月になるまでの約半年もの間、神山を離れていました。

その間夫とは別居状態だったかというとそうではなく、出産直前から約4ヶ月間、私の実家でマスオさん生活を送っていました。

 

あれ、仕事は?

ですよね。

 

夫は普段神山でリモートワークをしており、里帰り中の4ヶ月間は東京の本社への通勤に切り替えて仕事をしていたのです。

 

へーそんなことができるんだ!いいねー! とよく言われます。

確かに、いい。

(普段リモートワークなんだから通勤することもないんじゃないかという話もあるけどそれはまあ会社的にいろいろあるっていうことでゴニョゴニョ)

 

実際には、実家の両親には+私、+夫・赤子、と次々に同居人が増えて、食事や洗濯をはじめとした日々の生活に大きな負担をかけ、

夫には朝6時起きで片道1.5時間の通勤という無理ゲーを4ヶ月間こなしてもらい、、、 と、皆に大変な思いをさせてしまったのですが、

おかげで急成長する赤子の様子を皆で一緒に目のあたりにすることができ、

休日にはゆっくりと夫婦で今後のことなど話し合うこともできました。

本当に感謝感謝です。

 

リモートワークについて思うこと

というわけで、タイトルの「リモートワーク」は主に夫のことなのですが、

私自身も里帰り中に、神山に住むWebデザイナーさんのお手伝いでちょこっと仕事をさせてもらいました。

「どこにいても仕事ができる」というのは自分が約10年前、Webデザインを始めた理由のひとつでした。

当時は「フリーじゃなきゃ無理だな」と思っていましたが、今では夫のように組織に属していても(夫はエンジニアですが)そのような働き方もできる時代です。

徐々に増えているのでしょうが、

 

リモートワーク、もっと流行ってもいんじゃね?

 

と思います。

 

対面で仕事をしたほうが手早かったり、やっぱりコミュニケーションってのは顔を見てさ、とか、そういう話ももちろんわかります。

でもリモートワークも選択肢に入ったら、もっと色んな人が働けるのでは?と思うのです。

(「サボりそう」?それはそういう人を雇った側が悪いでしょ。)

 

 

「1日◯時間なら働けるんだけどな」とか「家で仕事していいならできるんだけどな」とか思っている人めっちゃいると思うんです。

自分が出産・育児を経験してみて、女性は特に。

今思うと、子持ちで毎日出勤していた同僚ママさんたちはほーんとにすごい。頭が下がります。

夫の会社ではリモートワーク勢はマイノリティで、夫はリモートワークを始めた当初とっーーても苦労をしていました。

それでも努力と工夫をしてここまで続けてきて、そのノウハウは非常に貴重なものでこれからも大いに役立つと思います。感謝と尊敬の念に耐えません。

 

いつもお疲れさま、そしてありがとう!!!

2015年10月に娘が生まれた話 その3「誰も教えてくれなかったイタい産後」

2015年10月に娘が生まれた話 その2「無痛分娩する?しない?」 - 神山生活四年目 の続きです。

 

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生後2ヶ月頃の娘、天使というものを見たことはありませんがきっとこんな感じなんでしょうね。

 

5. 出産直後もイタい

安産と呼ばれる部類の出産が終わりまして、赤子との対面や写真撮影などが行われ、やれやれとほっとしたのも束の間、

先生によって後処理的なもの(おなかの中をきれいにしたり、いわゆる縫合とか)がされるんですが、

こーれーがーイタいのなんのって!!!

こんな仕打ち(?)があるなんて知らなかった!んもーはやく言ってよ!!!

うっかり某社CMのセリフも出ちゃうぐらいの裏切られた感でした。

正直、出産と同レベルのキツさと言っても過言ではないです。(※個人の感想です。)

 

後処理も終わり、心身共に疲労困憊。 分娩室で横たわっていると、

ごはんですよーー」

「食えるかーーーい!!!」

食事が美味しいと評判の産院だったのですが、あんなものを出した直後にはさすがに無理。

付き添っていた夫が美味しくいただきました。

 

夫の立ち会いについて少々。

夜中の入院時には夫と両親が一緒だったのですが、出産は朝になるという予想のもと3人は一旦帰宅。

分娩室に入る前に連絡して、夫が到着した時には既に臨戦態勢でした。確か。

分娩中も意外と意識は冷静だったので、夫に対しては

「いやーこんな状況でどうしていいかわからないよねー。自分だってなにしてもらいたいかわからないし、うーなんだか申し訳ないわー」

という気持ちでした。

でもあんな世紀の瞬間を共有できたことは本当に良かったし、「お見事でした」という感想をもらえたのでうれしかったです。

 

6. 入院中もすげーイタいのね

わたくし、出産と同時に痔になりまして。これって出産あるあるだったんですね。

座れないし、仰向けで寝られないし、トイレなんて拷問だし。

最初の食事は空気椅子状態で食べたことを思い出しました。円座クッションでもイタかった。

子どもがいる人に言うと「あー私もなったよ。イタいよねー」ってはやく言って、、、もらったところでどうにもならないんですけど、まじキツかったすね。

 

出産前って当然ながら「産むこと」の辛さ、痛さのことしか考えないと思うんですけど、産後、というか産直後もめちゃくちゃキツかったです。

前述の諸々の痛みに加え、入院していた5日間は母子同室で基本休みなし。

娘はありがたいことに超快便だったので一日中「泣く、うんち、寝る」の無限ループ。

あの日々を思い返すと「もう二度とあんな、、、」となってしまいます。(※ヘタレな個人の感想ですよー。)

 

入院中の便利グッズ

・蒸気でホットアイマス

めぐりズム 蒸気でホットアイマスク ラベンダーセージの香り 14枚入

めぐりズム 蒸気でホットアイマスク ラベンダーセージの香り 14枚入

 

「産後は目を休めたほうがいい」ということもあるし、アイマスクとしても良かったです。ラベンダーがお気に入り。

 

・授乳らくちんトップス2枚組

たまひよSHOPで購入しました。(授乳らくちんトップス2枚組(縦開きタイプ)

これ便利!生地のストレッチがいい具合で、産後は毎日着てました。というかこれしか着てなかった。ちなみに現在も使ってます。

 

・寝ながらメディキュット

出産時にも履いてたっけな。忘れちゃったけど入院中はずっと使ってました。

看護師さんにも「これはいいわね!」と言われたのでいいんだと思います。実際足むくんだし。

 

7. 若いうちに産むべき、なのかもなやっぱり

自分は37歳での出産だったのですが、幸運にも妊娠〜出産までは非常にスムーズでした。これはほんとラッキー。

 

ただ、産後の体の戻り(体型だけじゃなく体力面も)は遅いと感じるし、睡眠不足が翌日のパフォーマンスに影響しまくるし、

考えてもどうしようもないことですが、「10歳若かったらなー」と思うことがしばしばあります。

なにしろこれからどんどん大きく元気になっていく娘に対峙するためには無限の体力が必要なんですもの。

 

だってね、公園で遊ぶのって疲れるんですよ。

まだ階段を登れない娘を滑り台のてっぺんまで持ち上げたり、抱っこして一緒に滑ったり、ブランコを漕いで見せたり。

ブランコって真面目に漕ぐといろんなところに力入れないといけないんですよね。ちょっと気を抜くと落ちそうになるし。

ジャングルジムなんてめちゃくちゃ危な、、、(以下略)

 

一方で、ここまで歳を重ねてきたからこそ持てている気持ちの余裕というのがあるのも事実です。

10歳若い自分だったらもっと娘を理不尽に叱っていただろうし、周囲に感謝する心も持てなかったのではと思います。

この歳で出産したことに後悔は全くしていませんが、出産&育児に最も必要なのはやっぱり「体力」であるということは痛感しております。

 

というわけで、3回に渡ってお届けした「娘が生まれた話」シリーズもこれでおしまい、かな。

育児編はまた別途書ければと思います。

 

最後は「疾走する1歳2ヶ月の娘」でお別れです。元気元気。

 

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2015年10月に娘が生まれた話 その2「無痛分娩する?しない?」

2015年10月に娘が生まれた話 その1「優良(?)妊婦生活」 - 神山生活四年目 の続きです。

 

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3. 普通分娩?無痛分娩?

出産は埼玉での里帰り出産で、予定日の2ヶ月前から産後4ヶ月までの半年間がっつり寄生してました。

予約した産院は無痛分娩も可能で、無痛分娩したいからその産院を選ぶ人も多いとのこと。無痛分娩について詳しい説明会もあり(無痛分娩希望者は説明会への出席が必須)、メリットやデメリットについてよく理解できました。

出産の痛みにビビりまくりだった自分はギリギリまで大いに悩みました。ビビってんなら潔く無痛にすればいいのですが、周囲の反応を気にしたり、「やっぱり痛みを経験しなきゃ母親とはいえないのか」と後ろめたさを感じたりして決めきれずにいました。先輩ママの中には「とりあえず一回普通で産んでみなよ」とか軽く言う猛者もいたし。

そんな中、夫が

「もし何か言われたら僕が無痛にしたほうがいいって言ったことにすればいいよ」

と言ってくれて本当にうれしかったです。夫のことばに背中を押され、産院に無痛分娩の希望を出しました。

 

しかーし、散々悩んだ無痛分娩の決断も徒労に終わるアカウントがこちらになります。

 

4. 普通に産んだ

さっそくネタバレですが、無痛分娩はできず、普通分娩で産みました。このとき「人生思うようにはいかない」とけっこう強めに思いました。

その産院では無痛分娩するための条件がわりと厳しめで(平日じゃないとダメとか子宮口の状態とかとか)、希望していてもできないケースも多いとのこと。

 

事の顛末の詳細を少々。

予定日近くなってもなかなか子が降りてこなかったので、検診でも「このままじゃ無痛は無理だよ。もっと動きなさい!」と言われました。ショック!!!

突如として床の雑巾がけを始め、散歩の距離も伸ばし、「頼むから降りてきてくれ!イタいのイヤ!」と必死でした。

 

祈りが通じたのか、予定日前日の散歩中に「あれ、これ破水?」と思われる現象があり、病院へ。(おそらく高位破水というものかと)

「あ、破水してますねー。はい、このまま入院で!」

え、え、あ、そうなんだ(焦)、そのときはあっさり来るのですな。。。

 

それからあれよあれよと陣痛が始まりまして。

ウンウン言いながらこのアプリで陣痛の間隔をはかってました。

あと、月曜日だったので、radikoで「伊集院光深夜の馬鹿力」を聴いてなんとかやり過ごそうとしてました。(余談ですが、自分は深夜のゲスいラジオが大好きで、妊娠中も胎教はラジオでした。さあ吉と出るか凶とでるか。)

 

途中看護師さんが何度も様子を見に来てくれて、「痛くなったら息をふぅーっと吐くのよー」と教えてくれました。無痛で産む気マンマンだったので、痛くなって初めて陣痛への対処についての知識がないことに気付き、焦って「陣痛 対処」でググったりしてました。怖い、思い込み怖い。

 

陣痛が始まってから分娩室に入るまで約7時間、そこから出産までは約30分。かなりスムーズだったんだと思います。

でもムリ!!!あれ以上長くかかってたらムリ!!!産まれてみたら2470gのチビっ子だったけどあれ以上大きかったらムリーーーー!!!

詳細描写は省きますが、端的にいうと「自分は動物だったんだな」ですね。

1年以上経っていますが、あの衝撃が薄れることはありません。

なにが「不思議と忘れるものなのよねー」だあ??なに言っちゃってんの??

 

うーん、書いてはみたものの、このネガティブ臭漂う記事が果たして誰かの役に立つのだろうか。まあいいか。現在のカワイイ娘の姿を載せてお茶を濁します。

 

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「娘が生まれた話」シリーズ、続くかもしれません。