神山生活卒業3年目

生まれも育ちもコンクリートジャングル40代。夫と8歳娘と8年四国の山で過ごし、その後下山。

2015年10月に娘が生まれた話 番外編「リモートワークと里帰り出産」

長い間下書きとして眠っていたネタですが、「娘が生まれた話」シリーズ番外編として公開します。

 

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生後7ヶ月頃の娘、右です。

 

夫、一時的にマスオになる

出産2ヶ月前から里帰りをして、娘4ヶ月になるまでの約半年もの間、神山を離れていました。

その間夫とは別居状態だったかというとそうではなく、出産直前から約4ヶ月間、私の実家でマスオさん生活を送っていました。

 

あれ、仕事は?

ですよね。

 

夫は普段神山でリモートワークをしており、里帰り中の4ヶ月間は東京の本社への通勤に切り替えて仕事をしていたのです。

 

へーそんなことができるんだ!いいねー! とよく言われます。

確かに、いい。

(普段リモートワークなんだから通勤することもないんじゃないかという話もあるけどそれはまあ会社的にいろいろあるっていうことでゴニョゴニョ)

 

実際には、実家の両親には+私、+夫・赤子、と次々に同居人が増えて、食事や洗濯をはじめとした日々の生活に大きな負担をかけ、

夫には朝6時起きで片道1.5時間の通勤という無理ゲーを4ヶ月間こなしてもらい、、、 と、皆に大変な思いをさせてしまったのですが、

おかげで急成長する赤子の様子を皆で一緒に目のあたりにすることができ、

休日にはゆっくりと夫婦で今後のことなど話し合うこともできました。

本当に感謝感謝です。

 

リモートワークについて思うこと

というわけで、タイトルの「リモートワーク」は主に夫のことなのですが、

私自身も里帰り中に、神山に住むWebデザイナーさんのお手伝いでちょこっと仕事をさせてもらいました。

「どこにいても仕事ができる」というのは自分が約10年前、Webデザインを始めた理由のひとつでした。

当時は「フリーじゃなきゃ無理だな」と思っていましたが、今では夫のように組織に属していても(夫はエンジニアですが)そのような働き方もできる時代です。

徐々に増えているのでしょうが、

 

リモートワーク、もっと流行ってもいんじゃね?

 

と思います。

 

対面で仕事をしたほうが手早かったり、やっぱりコミュニケーションってのは顔を見てさ、とか、そういう話ももちろんわかります。

でもリモートワークも選択肢に入ったら、もっと色んな人が働けるのでは?と思うのです。

(「サボりそう」?それはそういう人を雇った側が悪いでしょ。)

 

 

「1日◯時間なら働けるんだけどな」とか「家で仕事していいならできるんだけどな」とか思っている人めっちゃいると思うんです。

自分が出産・育児を経験してみて、女性は特に。

今思うと、子持ちで毎日出勤していた同僚ママさんたちはほーんとにすごい。頭が下がります。

夫の会社ではリモートワーク勢はマイノリティで、夫はリモートワークを始めた当初とっーーても苦労をしていました。

それでも努力と工夫をしてここまで続けてきて、そのノウハウは非常に貴重なものでこれからも大いに役立つと思います。感謝と尊敬の念に耐えません。

 

いつもお疲れさま、そしてありがとう!!!