神山生活卒業3年目

生まれも育ちもコンクリートジャングル40代。夫と8歳娘と8年四国の山で過ごし、その後下山。

ポートランド旅行記 その7 「ファーマーズマーケットにうかれる」-Portland travel report vol.7

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いよいよ旅行記の更新が本格的に滞って参りましたよ。

やーっとポートランド2日目のおはなし、(記憶のあるうちに)はりきっていきましょう。

 

この日はポートランド名物のひとつ、ファーマーズマーケットに行ってきました。

運良くポートランド州立大学(PSU)で開催されている、最も規模の大きいマーケットに行くことが出来ました。3月から12月の間、毎週土曜日に開催されています。

 

大事な解説は下記参照で。

地産地消」とは、地域で収穫された農産物をその地域で消費すること。

生産者から消費者へと旬の食べ物が新鮮なうちに届けられ、地域の経済活性化や食文化の継承にも役立つことから、近年、日本でも定着しつつある消費スタイルです。

さて、比較的都市部に近いエリアに農場が広がるポートランドは、「地産地消」のお手本のような街。毎日、街のどこかで、マーケットがひらかれ、地元で収穫された野菜・果物などを求めて、地元の人々が買い出しにやってきます。 

平日、多くの学生が行き来するキャンパスは、週に一度だけ、野菜・果物・花のほか、卵や乳製品、加工肉、パン、ワインなどが所狭しと並ぶ、「ポートランドの台所」のような空間となります。

 

ポートランドは、「地産地消」のお手本のような街なんだって | roomie(ルーミー)より

 

朝市、マーケット、楽しいですよね。お店がひしめき合う商店街もしかり。

なんせ自分は商店街に惹かれて東京は北区十条に住んじゃったぐらいで。

ご多分にもれず、ここでもテンション上がりました。

 

まず目を引くのが、色とりどりの野菜や果物。

 

ネギ太い!

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にんじん長い!

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みなさんエコバッグ持参でお買い物。こちらも色鮮やか。

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りんごがメニーメニー。「Fuji」もありました。

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かぶ、でしょうかね。

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きれいなトマトは連なったまま。

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すごい種類のじゃがいも。

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モリモリとうがらし。

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きのこ屋さんも。「WILD MUSHROOM」ってかっこいい。

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新鮮卵も買えます。

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ハムなどの加工肉も。

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楽しいけど持ち帰れないものばかりなのがもどかしい。

「あーー長期滞在してキッチン付きの宿で料理してえーーー!そんなかっこいいことしてみてえーーー!」

と思わせる充実過のラインナップ。美味しいんだろうなー。

 

どのお店もロゴ入りの旗の看板を掲げていて、それがまたどれもカッコよくて。

 

さて、お腹もすいてきたのでブレイク。

 

ハンドドリップコーヒーを待ちます。

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ランチは悩んだ末にこちらのカレーをチョイス。いい匂いがしてました。

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うかれたポーズ。日本じゃしないだろ。

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BGMは路上ライブ。

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そう、ここは自由の国アメリカ。

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お手洗いは大学のを利用できます。

 

いざ潜入。

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もう言い飽きたけど何度でも言おう、「オサレ!」

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マーケットに戻ります。

 

お花屋さんもたくさんありました。お店の人はアジア系の方が多かったな。

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自ずと目が奪われます。

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なにかお土産になるものはないかと探していると、

 

オーガニックソルト!これはいい!パッケージもステキ。

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スモークされたものやレモン風味のもの、トリュフ入りなど種類も豊富。

よし、買いだ!!(*)

 

お次は可愛いビンに入ったソース。チリソースやBBQなどなど。

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神山には料理の達人がたくさんいるからきっとうまいこと使ってくれるだろうと期待を込めて購入。

 

ひと通りまわったかなー、ちょーっと小腹も空いたかなー、

ということで、マーケットのシメにザーピーをいただくことにしました。

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美味しそうなビジュアルと食欲そそるチーズの香り、

その後ろには、、、

 

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自由の国でした。

 

2日目の午後は川向うの東側へ行ってみます。

その8へ続く。

 

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(*) 意気揚々と購入したオーガニックソルト、旅行した2014年10月に日本上陸シテた。帰国後にそんな記事を見つけてしまい、なんとも言えない気分になったのでした。

なんでもあんのな、日本て。

kinarino.jp

 

Wixでサイト作成その10 お花屋さんのサイト作りました。 The flower shop in Kamojima.

 

花粉と風邪で鼻と喉をやられ、寝ていると息ができなくて死にそうになる春のうららかな日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

今回は久しぶりにWebの仕事についてのお話。

ますますWebデザイナー泣かせの超便利サービスWixを使ってサイトを作りました。

 

徳島県鴨島町の花屋「緑花園 Ryokkaen」 

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私のFirst Wix site である「伊勢 神社挙式 いろ葉」のオーナー様からのご紹介で、徳島県鴨島町にあるお花屋さん「緑花園」さんのサイトを作らせていただきました。

 

ご夫婦で経営されていて、ウェディングブーケや会場の装花、各種アレンジメントから御供え用のお花まで、幅広く対応されてます。奥様は全国のアレンジメントの大会で上位入賞するほどの腕前。ブログもまめに更新されていて頭が下がります。。。

 

今回は、「こんな商品があるよという紹介と、オーダーの際の参考にしてもらえるようなサイトにしたい」ということだったので、写真をふんだんにつかってギャラリー要素がメインのサイトになりました。

 

Wixでサイトを作るのはちょっと久しぶりだったのですが、まあーこれがまた便利になってましたよ。

 

選んで楽しいテンプレート

Wixといえば豊富なテンプレート。

めっちゃ増えてて、正直選ぶのが大変なぐらいになってますが、なにしろパッと見がイケてるので見ていても楽しいですな。

 

で、今回使ったテンプレートのご紹介。

Music Studio テンプレート | WIX

 

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トップページにコンテンツを多めに入れて縦長にしたかったのでこちらを選択。

伝わりにくいかもしれないけどトップページ下部の比較。

 

【Before】

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【After】

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下位ページのタイトル部分のデザインなんかも踏襲してます。

 

【Before】

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【After】

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増えてる!便利な機能!

欲しかったんだアンカーが

今回、ページ上部のメニューをトップページ内の遷移にしたので、アンカーを設置する必要がありました。

「どーやんのかなー」と思って調べたら、ありました。

 

 

編集画面にて、左の「追加」メニューから「ボタンとメニュー」>「アンカー」で追加できます。  

 

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ストリップって?

ストリップはテンプレートをいじってて見つけた機能です。

ストリップを使うと、サイトをボックスごとのセクションに水平分割でき、デザインやレイアウトがしやくなります。

 

説明に身振り手振りが必要なんですけど、「コンテンツをグループ化できる」っていうイメージですかね。

今までだったら、上部にあるテキストを増やしてコンテンツの高さが変わった場合、「それより下にあるコンテンツを全選択して下にずらす」っていうことをしなきゃいけなかったんですけど、ストリップを使うと自動で高さを調節してくれるから手動でずらさなくていいっていう。

 

はい、なに言ってっかわからないですね。

 

まあ今回のように縦にコンテンツを並べるときなんか便利なんですよ。

使えばわかるさ。

 

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「追加」メニューから「図形と区切り線」>「ストリップ」で追加できます。

 

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当然ながらお花の写真がたくさんあるとそれだけでぱあっとなるので、作っていて楽しかったです。 

 

もう一件Wixで作ろうとしているサイトがあるので、またあらたなネタが出てきたらご紹介します。

 

もーコーディングとかしたくなくなるぐらい便利ですわ、Wix

ポートランド旅行記 その6 「君は電光掲示板にロマンを見たか」-Portland travel report vol.6

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ちょっとなに言ってんのかよくわかんないタイトルになってきましたが、いよいよポートランド初日の締めくくりです。

この掲示板については記事の後半で。

 

史上最強にオサレなコーヒーショップでのブレイク後もあちこちをぶらぶらと散策し、いよいよ記念すべき初ディナーへ。

 

Ace Hotelの隣にある「CLYDE COMMON」というこれまたオサレな(もういいか)レストランに行こうと思っていたのですが、金曜の夜ということもあってか満席&待ち行列あり。なんならバーカウンターの周りはちょっとクラブみたいな状態になってて、「リア充かよ!」と叫びたくなるほど。故に退散。

 

さて困った。

飲食店が多そうな繁華街からは少し離れているし、もう歩きたくないほどお腹が減っています。

 

そんな我々の目に飛び込んできたのが赤く光る「PIZZA」の文字。

「やってんのか?ここやってんのか?」

と疑うほど店内が暗いけど空腹には勝てません。勇気を出して扉を開けます。

 

やってた。

 

外からは見えなかったけどそこそこ人がいます。

日本の飲食店でこの暗さはまずないだろうというほど暗いです。

 

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お店の名前は「SIZZLE PIE」。Facebookページも尖ってます。

まずはカウンターでオーダー。

 

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引越のサカイのCMでおなじみ(古い)の徳井優さんがオネエになった感じの店員さんが対応してくれました。濃いです。

 

「ビールはなにがあります?」

と聞いたところ、

「あんたはヘヴィなのとライトなのどっちが好きなの?ヘヴィなら◯◯◯◯と◯◯◯◯と・・・、

と丁寧なご回答をいただいたものの、正直きいてもわからなかったので

「ヘヴィとライト、ひとつづつオススメをちょーだいママ」

「オーケーよ♡」

 

事なきを得ました。

  

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食事も揃いました。

 

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上の画像、精一杯明るく加工しています。

実際はこんな感じ。

 

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ピザのお味は正直まあまあだったけど、ここでもやっぱりビールは旨い。

とにかく腹ペコだったのでやっと一息つけた感じ。

 

 

さて、ここで終わりではございません。

我々には行くべき場所があったのです。

 

「毎日、飲んだことのないビールが待っている」

 

こんな魅力的なコピーがあったでしょうか。

TRUE PORTLANDのこの一文にやられ、絶対に行きたいと思っていました。

そのお店の名は「Bailey's Taproom」。

 

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さすが金曜の夜、店内はギュウギュウです。

 

ここにあるのは20種類のタップビールのみ。オレゴン産を中心に、膨大な種類の中から厳選したブランドをそれぞれ1バレルだけ仕入れる。20本並ぶタップハンドルの上の大きなデジタル・ダッシュボードには、それぞれのビールの情報と樽内の残量が表示されている。売り切れるとその銘柄は終了して次の別の銘柄に交換され、「ただ今、入りました」というマークが点灯する。 

1 いつも違う20種類のタップ「Bailey’s」 | 365 Portland より

 

「タップ」とはビールサーバーの注ぎ口のことだそうです。

ここで今一度先頭の写真に戻ると、夢の注ぎ口が並んでいるのがご覧いただけるかと。

毎日違うビールが飲めるなんてパラダイスですよ。

 

また、このお店はビール以外のもの、おつまみ的なものも一切置いていません。

男らしい!

 

引用させてもらった記事には、オーナーのインタビューや昼間の様子も載っています。

みんなお茶感覚でビール飲んでてかっこいい。

 

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こちらで2杯ほど美味しいビールをいただいて、いー気分でお店を出ました。

めっちゃ笑ってる。

 

さて、やーっと長い長い初日の話が終わりました。

その7に、続け!

 

ポートランド旅行記 その5 「どきどきチャイナタウンと◯◯過ぎるコーヒーショップ」-Portland travel report vol.5

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早いもので、ポートランド旅行から4ヶ月以上が経過しましたが、まだまだポートランド初日のお話です。

このペースでいつまでやるつもりなんでしょう。

 

さ、 Lardoでランチ&ビアーをキメたあとは、土地勘を得るために街歩き。

 

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ポートランドの有名な本屋さん、POWELL'S BOOKS

とにかく広くて、(英語の本が読めたら)いつまででもいたくなる(であろう)お店です

 

そしてさすが自転車の街、そこここに自転車がぐるぐるにくくりりつけられてます。

 

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ポートランドってー、やっぱりエコだからー、みんな自転車乗っててー、車とかぜんぜん走ってないー、みたいなー」

 

といったある意味毒されたイメージを持っていたのですが、

写真の通り車もバンバン走ってて、みんながみんな自転車乗ってるわけではなかったです。(思ったよりぜんぜん少なかった。だってみんな乗ってると思ってたから。)

 

が、乗ってるのはみんな本気チャリ。どの自転車も乗りこまれてる感じがします。

 

 

お次は道でよく見たゴミ箱。

一個のゴミ箱で分別ができる、ありそうでない形状。

 

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R2D2っぽい。

 

 

さらにぶらぶらしていると、

そこここに小ぢんまりしたギャラリーが立ち並ぶエリアに入りました。

 

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正直ややコワイ。

 

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そして廃墟。

人もまばらで、ギャラリーもとても入れる雰囲気ではございません。

 

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ここはオールドタウン/チャイナタウンと呼ばれる地区で、Travel Portland のエリアガイドには、

現在のオールドタウン/チャイナタウン地区はアートあふれる繁華街となっています。歴史的建造物、特にキャストアイロン・ビルと呼ばれる鋳鉄製ビルが集中しており、その数はニューヨークのソーホー地区に次いで全米で2番目の数です。チャイナタウンには本格的な中国庭園Portland Classical Chinese Gardenがあり、静かなひとときを過ごせます。

 

とあり、ある意味かなり静かなひとときが過ごせることは間違いないです。

 また、このような記述も。

この地区の地下には秘密のトンネルが広がっています。通称「シャンハイ・トンネル」と呼ばれ、19世紀後半から20世紀のはじめ、よからぬ 人々が何千人もの何も知らない船乗りや山林労働者を誘拐する際に使われたトンネルといわれています。誘拐された人々はポートランドの港から出航する船に身 売りされ、船上の労働力として使われたという影の歴史があります。

 

うん、納得。

 

後日お世話になった日本人ガイドさんによれば、

 

「夜は車にロックがされていることを確かめて通る場所」

 

と の こ と。

 

昼間はそこまでではないにしろ、確かに、お一人で大きな声で話されている方や、あまり(物理的にも)お近づきになりたくないと思わせる方もちょいちょいいらっしゃいました。行かれる方は夜の通行にはご注意くださいませ。

 

 

ちょっとしたカルチャーショックを受けてぐったりしてきたところでコーヒーブレイク。

日本でも話題になってる「サードウェーブコーヒー」の先駆けといわれる「スタンプタウンコーヒー」に入ってみました。

 

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店名のスタンプタウンは切り株の町という意味で、木材が主軸産業だった街の愛称にもなっている。扱うコーヒー豆に関しては、フェアトレード精神によ る公平な貿易で発展途上国と持続可能な商取引を進め、昨今は生産農家から直接買い付けるダイレクトトレードを徹底。生産者に利益が多く配分される仕組み は、産地の生活向上と豆の品質向上に貢献している。

 

日本とはスタイルが違う!? 本場ポートランドのサードウェーブコーヒー 日経トレンディネット

↑こちらの記事から引用させていただきました。

 

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Ace Hotelのロビーとつながっていて、内装も店員さんもお客さんもBGMも何から何までいちいちオシャレなんですよ。

どのぐらいオシャレかっていったら、「オシャレだわー」って言うの疲れるぐらいオシャレ

 

コーヒーのほうはというと、しっかりとした味わいでした。

語彙が貧困過ぎてこれ以上のコメントが出ないんですけど、言えることは、

 

「ビールも濃いけどコーヒーも濃い。」

 

以上でございます。

 

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こちらは甘いモノが食べたくて同店で買ったバナナケーキ。

 

「GLTEN FREE & VEGAN」とあります。

各所でこのような表記を目にしましたが、自分が「グルテンフリー」について語るにはあまりにも知識が無いため、「美味しかった」にとどめておきます。

 

気になる方はこんな記事からどうぞ。

さあ、その6に続くよ!

ポートランド旅行記 その4 「Lardoでランチ&ビアーーー」-Portland travel report vol.4

 

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やっとこさ初メシ in Portland。

Mark Spencer Hotel から歩いて数分の「Lardo」へ。

ポートランドに住まわれていた方から「ハンバーガー/サンドイッチとビールがうまい。」とお墨付き。

お店のURLも http://lardosandwiches.com/ ってなってたり。

 

そしてビールがうまいビールがうまい、ビールがうまい。。。



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「アルゴ」はこちら↓。これはおもしろかった。心臓に悪い。

 

 

「ラルド」の話。

 

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ちょうどお昼時、近所のオフィスワーカーらしき人たちも続々入店。

人気店です。

 

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どどーんと壁にかけられたメニュー。

3つのうち2つがアルコールメニューってのがステキ。

別のカウンターでは、男性二人がピッチャーでランチビールしてました。

 

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食べ物とビールを頼んで席で待ちます。

ビール飲みます。

 

これがポートランドでのファーストビール、ガツンときました。

 

「かけつけ」「景気付け」などという接頭語とは程遠く、とにかく濃い!ちびちびとしか飲めない!

 

普段水のように飲んでいる液体は、「日本でビールと呼ばれるもの」でしかないと気付きました。(実際ビールでもないんだけど)

 

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そうこうしているうちにサラダとハンバーガーとサンドイッチ登場!

写真だと大きさがアレだけど、さすがアメリカ、でかい。

なんてったってシーザーサラダがボールに入ってくる。

 

自分がオーダーしたツナのサンドイッチもさることながら、夫のハンバーガーはリンゴが入ったりしてフルーティーでなんとも言えず美味しかったです。

 

美味しそうな写真をのせます。

 

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美味しいけどさすがに食いきれんなあと思ってふと横に目をやると、テイクアウト用の容器がありました。ありがたやありがたや。

これもゴミ削減対策か。

 

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お腹いっぱい大満足。

 

その5につづく。

ポートランド旅行記 その3 「いろいろかっこいい、Mark Spencer Hotel」-Portland travel report vol.3

 

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しわしわ(*)進んでおりますポートランド旅行記。

やっと現地に到着。

*阿波弁で「少しずつ、ゆっくりと」。(最近教えてもらったです。)

 

成田を16:00に出発、約9時間のフライトで同日の9:39着。時差は17時間。

ポートランド空港はけっこう大きいけど質素なかんじ。

空港から市内まではMAXという路面電車で約40分。

 

で、

 

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突然、紙切れを差し出しながら近づいてくる外国人!(推定20代後半男性ブランヘアー)

 

「XXXXXX? XXXX XXX YOU CAN XXX XXXX ONE HOUR  XXX XXXX!!」

 

え?え?、ムリ!早い!わかんない!!なんならちょっとこわい!

 

けどとりあえず受け取る。
 

その後冷静になると、

「チケット買うんでしょ?このチケットあと1時間使えるから!はい!はい!これ!はい!」

的なことを言われたっぽい。

 

MAXのチケットは終日チケットと2時間チケットがあり、何度でも乗り降り自由。(参考:交通機関 - Travel Portland

男性はあと1時間の猶予がある後者のチケットをくれたようです。

それでめでたく冒頭の電車に乗りました。

 

いい人だった!

こわいと思ってゴメン!

 

 

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Ace Hotel、Mark Spencer Hotelご宿泊の方は、こちらでお降りください。

 

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静かで落ち着いた町並みです。まったく派手じゃない。

路面電車の駅から10〜15分ぐらい歩いたと記憶しております。

Mark Spencer Hotelに到着。かっこいい建物。

 

オフィシャルサイトには「環境への取り組み」というコンテンツもありました。

 

ポートランドといえば、エコというキーワードも外せませんで(行くまで知らなかったくせに)、

持続可能性という面で注目されるのは、ポートランド市が、温室効果ガス2030年40%削減、2050年80%削減計画と いう野心的目標を立て、実行に移 していることである。すでに市中心部のトラムなど公共交通の無料化を実施し、1990年比で2008年には人口増加にもかかわらず1%削減している。

(ポートランド州立大学での持続可能な低炭素社会講義 « 低炭素プロジェクト活動レポートBLOG より)

 

という、まさに「野心的目標」を掲げています。(現地でもっとセンセーショナルな数値目標が書かれているのを見たきがしたのだけど、ネットで見つけられず)

 

オレゴン州グリーンシール認定11ホテルのうちのひとつ。トラベルポートランドポートランド賞受賞。

 

詳しい説明は省きますが、同ホテルは優秀なエコホテルでもあるようです。

 

このあたりはまた改めて書ければと思いますが、興味がある人は以下のサイト・文書など見ていただければと。大事なことは全部書いてあります。

オレゴン州ポートランド 持続可能性への地域的取り組み (PDF)

 

 

んで、話を戻しますとー、

Mark Spencer Hotel、内装もシンプルでステキなんでして。

グッと来たのは各部屋番号のプレート。

 

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部屋ごとに異なるオサレ写真が。

さらに、廊下にはちょっとなつかしい映画のポスターが飾ってありました。

 

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はっはー、かっこええ。

 

長時間フライト後、意外にも眠くないぞ。

メシだメシだ!!!

 

その4に続く。

 

神山生活二年目になりました。

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こちら雪国です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

東京から徳島県神山町へ引っ越して1年が経ちました。

夫の転勤(?)をきっかけに突如始まった田舎暮らしですが、

 

あっという間、だったか?

 

「早いもので」と言いそうになるけど、そんなことはないなと。

あんなことそんなことこんなこと、たくさんありすぎてぇぇふぇぇ。。。

 

「畑を耕す」

「野菜をつくる」

「野菜をもらう」

「田植えをする」(→そして大けがをする

蛍を見る

「寒さに泣く」

「虫に泣く」

雑草に泣く」

「カビに泣く」

「庭ので採れた果物でジャムを作る」

「レストランで働く」

「たくさんの、それも年齢も職業も住む場所もさまざまな人たちと出会う」

 

などなどなどなどなどなどなどなど

 

まだまだまだまだたくさんあるけど、なんか泣いてばっかみたいだけど、

社会に出てからこんなにたくさんの「初めて」を経験した1年はありませんでした。

 

「○○に泣く」シリーズでは、夫に多大なる迷惑をかけまして、ええそれはもう。。。

もーしわけないっ!!の一言です。

 

神山に来る前、

「一度は心折れるだろうなー」と思っていたのですが、

現実は、

「折れに折れまくった」

でした。

 

 

「慣れる」ということ

 

しかし、いろんなことを経験して、ちょっとずつ慣れてきて、免疫もできて、

「なんか強くなってきたかも」

と思うんです。

 

例えば、田舎には虫がいますね。たくさん。

こちとらコンクリートジャングル東京育ちで免疫ナシ。

クモ、G、ムカデ、カエル、アリ、カマキリ、カメムシ、コバエ、蚊。。。

それぞれサイズもハンパなくて、当初は逐一ビービーギャーギャービービーギャーギャー言って驚いていたわけですが、驚くってエネルギー使うんですよね。

そんで、エネルギー使うと疲れるんです。

結果、驚くことに疲れてきて驚かなくなるっていう慣れ方をし始める。

これは発見でした。(今でもピーギャーぐらいは言っています。)

 

同じく泣くのも相当疲れます。なのでだいぶ泣かなくなりました。

もー相当いい大人がこんなことを書いてて恥ずかしいですが、事実なので仕方ありません。

 

 

 何かと話題の田舎暮らし、実際どうなの?

 

テレビでも「田舎暮らし」「空き家バンク」といったテーマを取り上げる番組をよく目にしますし、ここ神山町もよくメディアに取り上げられています。

田舎暮らしがちょっとしたブームの匂いすらする中、「ねえどうなの?そんないいもんなの?」と思われる方も多いでしょう。

 

どうしようもないコメントしますが、

「人それぞれ」

だと思います。

 

・・・

あー。

 

いや、でも本当にそうで。

神山に移住してきた人たちも、経緯もいろいろ、やっていることもいろいろ、当然ながら誰一人同じ境遇の人はいないので、その人その人の回答があると思います。

 

じゃあ「お前はどうなんだ」というと、もちろん来てよかったと思っています。

ただ、それは「田舎暮らしサイコー!ヒーハー!」っていうのとはちょっと違って、良いことも苦労もぜんぶひっくるめて、今までとは全く違う生活ができていることが自分にとってよかった、ということです。

移住にあたっては、 NPO法人グリーンバレー、夫の会社、ご近所のみなさんはじめたくさんの方にお世話になり、今の生活があるのはみなさんのおかげです。感謝してもしきれないほどです。

 

移住者への共通意識

 

「この人には神山に来た理由がある」

 

神山にいる人たちは、移住者に対してどこかでそんなふうに思っている気がします。自分も含め。

みんな何かしらの背景があってここにいるんだなーと思っているので、初めて会う人でも自然に会話ができるのかなと。

 

さらに踏み込むと、もう私感以外のなんでもないんですけど、その「何かしらの背景」ってネガティブなもののほうがチカラとしては強いと思うんです。たとえば、「通勤がムリゲー」「仕事で体調不良」「子育て環境」「原発問題」などなど。

つまりは、問題解決のために、ここにきた。

 

ここの生活で人付き合いにストレスを感じることがないのは、そこまでの共通意識があるからなのではと思っています。

 

 

神山生活二年目は?

 

一年目、想定外のできごとが多すぎていっぱいいっぱいの日々でした。

二年目、少しは心に余裕ができるかもしれません。できててほしいところです。できてなきゃ困ります。

 

神山にはとにかくすごい人がいっぱいいて臆することすらある中、自分にできることをマイペースにやっていこうと思います。

 

そして、「地方で暮らしたい」と思っている人にとって何かしらの参考になる情報を発ししていきたいです。(ブログかけ)

 

あと(なにこのまとまらない書き方) 、友人知人はじめ、ちょっと興味あるわという人にはぜひ遊びに来てもらいたいなと思います。虫が苦手な人は肌寒いぐらいの時期にどうぞ。

 

 

かーらーのー

 

めずらしく長い記事になってきた。

ええと、去る2014年11月8日に、夫が「第一回 神山.rb」というITエンジニア向けのイベントを開催しました。

東京から、四国各所から、多くの方がいらしてくださって、非常におもしろいイベントになりました。

夫によるレポート記事です。

 

そのイベントの賑やかしとして、「神山生活一年目」という内容でLT(短い発表 Lightning Talk の略らしいです)をさせてもらいました。

 

ここまで書いてきたことはその時の発表内容が元になっているのですが、実際の発表ではもうちょっと軽い感じで、ここには書いてない気になるお金のことなどにも触れているので、主に「ヒマで死にそーだわ」という人は以下の発表に使ったスライドを見てみてください。

 

 

というわけで、このブログの名前も

「神山生活二年目」

に変更します。

 

さあ、どうなる二年目!?