重い腰を上げてやっと「その1」。
そもそもなんでポートランドへ行ったのか。
遅い夏休みとして行ったのですが、当初行き先の最有力候補はニュージーランドでした。
オマエラ普段山の中にいるのにまだ自然が足りないのかと。
ニュージーランドは未踏の地であること、そして人より羊の数が多いなんて人混みが苦手な我々こそ行くべきところでは、ということでニュージーランドワインとトレッキングを思い浮かべ、新婚旅行のノルウェー&デンマークに続いてまた初老旅行だわななどと思いながらツアーなどを調べ始めた矢先、「ポートランド」が突如浮上してきたのです。
なんでだっけな。
いつだったか、何かの雑誌でポートランドが数ページ特集されていたのを見て(JALかANAの機内誌だと思ってたんだけどバックナンバー調べてもそれらしい記事かないから違うっぽい。夢?)、
「ビール造りが盛ん」
ということだけは知ってました。(その時点でアメリカっていうこともわかってなかった。)
その後、ネットでちょいちょい見かけるようになって、「TRUE PORTLAND」という本が出たことを知って「おもしろそう」とポチって、
そしたら、たまたま神山に「数年間ポートランドに住んでました」という人が来てお話が聞けたり、
今度は、同じく神山で「クラウドファンディングで子どもと一緒にポートランドへ取材に行く」っていう人のフィードバックの会が予定されたことを知ったり、
なんだかんだと縁があって、
「なんかもう行くしかねえ」
ということになったと記憶しております。(曖昧なので政治家風)
ここ神山町も「創造的過疎」というキーワードがあり、意識して「まちづくり」をしています。集まる人はやはりそういったことに関心があって、「ポートランド」が話題になるのは自然なことなんだなと、のちのち気づくことになるわけです。
そうは言っても、行くと決まった時点ではコンパクトシティだとか創造都市だとか都市成長限界線だとかパーマカルチャーだとか、そういう大事なキーワードなんかぜーんぜん入ってこなくて、
頭のなかはビール一色。
どうしよう、このペースで書いてたらまずいな。
まあいいか。
ちなみに、ポートランドってどんなとこ?っていうのは以下ご参照。
これは、和食との別れを惜しんで成田空港で食べた月見山かけそば。
どうでもいい写真。
その2に続く。