さあさあビール、ビールのお話ですよ。
ポートランド3日目の午後、オプショナルツアーの前半はコロンビア渓谷とマルトノマ滝観光、後半はマイクロブルワリー巡りです。
と、その前に、恒例になりつつある「大事なことはヒトマカセ」、クラフトビールがどれだけポートランドに根付いているかについては以下を参照ください。
とてもわかりやすい記事なんで、参照元のリンクをクリックして引用部分以外もぜひ御覧ください。
初めてポートランドに来てビールハウスに行くと、その種類の多さに戸惑ってしまうかも知れない。ローカルタップのサーバーがずらりと並んでいる光景は圧巻。さらにブルワリーもタップルームを併設していて、当然レストランやバーもローカルビールを揃えている。バドを置いてない店は多いけれど、クラフトビールのない店はない! そして今やスーパーマーケットに持ち帰り用のタップがあり、100種類くらいの瓶ビールが棚を占領しているのだ。
何しろ「世界のBESTビール都市」第一位に輝くポートランド (Beer Connoisseur誌) 。市内に59カ所、広域のメトロ圏まで含めると85の醸造所があり、そのほとんどがマイクロ・ブルワリー、つまり小さな醸造所だ。
クラフトビールから見えてくる、ポートランドという自由。 - ACCETORY [アクセトリー] より
そもそもオレゴン州はホップの生産が盛ん、って、あれ、今知ったわ。そういうことか。
まずは、アメリカンクラフトビールを語る上で欠かすことのできないホップ。 生産量でオレゴン州は全米第二位。 全米のホップ供給量の17%をオレゴン州が生産しています。 そして、生産量だけでなくウィラメット渓に代表される品質のいいホップができる風土がオレゴンにはあります。
オレゴンビールについて|オレゴンの地ビール・クラフトビールの通販ならオレゴンビアギークス より
1軒目、店名は「二日酔いの迎え酒」Hair of the Dog
さて、マイクロブルワリー巡り1軒目は、倉庫街の中の Hair of the Dog。
店内は広く、お客さんもいっぱい。黄金に輝く夢の蛇口が目の前に!
待ってましたテイスティングセット!!!
美しい!!!
このように、ポートランドのマイクロブルワリーでは色々な種類のビールをちょこっとずついただけるテイスティング用のメニューが用意されています。
日本人こういうの好きですよね。色々なものをちょっとずつの幕の内LOVE気質ですからね。
夫とシェアしながらでしたが、十分ほろ酔える量です。もちろん美味。
うんめえうんめえと飲んでいると、女性がコンダクターさんに話しかけてきました。
カウンターの向こう側で飲んでいた方で、我々に美味しいブルワリー情報を教えに来てくれたようです。いいっすね、ノリが大衆酒場っぽくて。
こちら、志賀高原でビールを作っている方が Hair of the Dog を訪れて、一緒にビール作りをされたレポートです。
仕込設備の大きさは、現在のぼくらの1/3くらい。
生産量も半分以下です。
「おれは、このサイズがいいんだ」
ずーっと経済的には厳しかったとのこと。
でも、趣味の時間をつくったり、家族と過ごしたり、自分のスタイルは譲らない。
このスタンス、生き方、シビれます。
2軒目、変わり種「酸っぱいビール」 しかない Cascade Brewing
「サワービールしか置いていないお店があるんですよ」
つまりは酸っぱいビール、お初です。
「ぜひに!」
ということで連れて来てもらったのが Cascade Brewing Barrel House 。
おしゃれな外観。こちらも大盛況。
こちらでもテイスティング用のグラスで4種類いただきました。ぜーんぶサワービール。
奥からふたつ目のピンク色のがストロベリーってのはわかるのだけど、ほかがメモを見てもわからず。
酸っぱいのレベルが想像を超えており、パンチありまくりです。正直自分はちょっと苦手w しかし夫はわりとイケたようです。すごい。
ポートランドのブルワリーの中には、このような尖ったブルワリーも多数あるとのこと。差別化も必要ですね。
みんな楽しそう。サワービール、ハマる人はハマるんだろうな。
ここを訪れた他の方のブログにもあったけど、食事と合わせると確かにまた違うのかも。
3軒目、オーナーは日本大好き?GIGANTIC BREWING
陽も傾き始め、ブルワリー巡りもラストになりました。
最後に訪れたのは、日本で飲めるイベントも開催されている GIGANTIC BREWING 。
こちらもお客さんでいっぱい。開放的な雰囲気。
ぶっちゃけ味、覚えてないっすわ。あは。ただただ美味いっていうね。
店内にはちょいちょい日本を感じるアイテムが。オーナーさんは日本好きらしいですよ。
みんなひたすらビールだけ飲んでるんですよね。お茶感覚で。みんな眠くならないのかな。昼間飲んで寝ちゃって気付いたら夜で「あー今日なんもしてないわー」みたいなことないのかな。
インパクトあるロゴ、日本で見る機会もあるかもしれません。
日本で飲める情報はこちら。終わったイベントでアレですが、きっと今後もあるのでしょう。こういうの見ると東京いいなーと思っちゃう。
中目黒「HATOS BAR(ハトスバー)」でGIGANTIC BREWINGのビールを飲んできた。
ポートランドのオクトーバーフェストが東京にやって来るよ | roomie(ルーミー)
今回訪れた3軒を含むブルワリーの情報&地図はこちらでどうぞ。
ポートランドで絶対行きたい、クラフトビールのお店 - アメリカ | トリッププランナー
自分が飲みたいから作ったビールをみんなもお茶飲み感覚で飲みに来る、日本でもそれぐらい気楽にビール作りができたらいいのになあと思いました。
なんとかならんもんですかね。
ツアーコンダクターさんの粋な計らい(?)で夢に見たブルワリー巡りができました。
感謝感謝です!!!
その12へ続く。いつ終わるんじゃい。